H24年度 -  オランダ・グローニンゲン大学およびドイツ・ユーリッヒ研究センター訪問
2012. 11. 1 - 2012. 11. 26

吉田 博



 大阪大学・グローニンゲン大学教育研究センターで開催されたJSPS Core-To-Core Program “Computational Nano-Materials Design on Green Energy”の一つの分野である“Spintronics and Moltronics”についてCore-To-Core Groningen Workshop “Spintronics and Moltronics” での招待講演を行うと共に、オランダ・グローニンゲン大学国際担当者と大学院生派遣および共同研究について将来計画を議論した。会議では下記の内容について、大学院生、若手研究者、教職員60人の参加があり、下記の内容について、最新の研究成果を持ち寄り、基調講演、招待講演、一般講演、ポスターセッションにより4日間にわたり、下記の内容と議論した。

(1) Realization of High-Tc for Spintronics and Moltronics
(2) Control of Magnetization and Spincaloritronis by Electric Fields
(3) Colossal Magnetic Responses due to Electric Field and/or Codoping
(4) Self-organization for the System Integration (Bottom-up Nanotechnology)
(5) Control of Spin (Angular Momentum), Charge (Electric Field and Current), and Electron Mass
    (Thermal Kinetic Energy and Heat) by Nano-Lithography (Top-Down Nanotechnology)
(6) Electron Correlation Effects in (Oxide) Hetero-Structures and Interfaces New Spintronics and Moltronics Materials
 本ワークショップでは、JSPS Core-To-Core Program “Computational Nano-Materials Design on Green Energy”に参加しているアールト大学(旧フィンランド工科大学、フィンランド)、ミュンヘン工科大学、アーヘン工科大学、デュイスブルグ大学、ユーリッヒ研究センター(ドイツ)やウプサラ大学(スウェーデン)の担当教授も参加しており今後の共同研究の推進と大学院生の相互派遣や留学システムについて意見交換を行った。
 すでに、上記の大学とは共同研究の実績がるので共同研究の推進や将来計画には問題は無いが、大学院生の単位の相互認定や教育研究指導について現状の把握と将来計画について、現時点での共同研究に根ざした、将来の「大学院生の教育研究活動と具体的なテーマ設定について、踏み込んだ議論を行った。

 Core共同研究および大学院生の相互派遣では、海外からの留学生や派遣大学院生についての単位認定等のシステムは本会議に参加しているプログラム担当者の意見交換では、グローニンゲン大学(オランダ)、アールト大学(旧フィンランド工科大学、フィンランド:現在1名の大学院生が滞在し共同研究中)、ミュンヘン工科大学、アーヘン工科大学、デュイスブルグ大学(ドイツ)やウプサラ大学(スウェーデン)の担当者からは、これらの大学では既にシステムが確立しており、むしろ、大阪大学の方でのシステム構築の方が急がれるという事が明らかになった。
また、本会議の後、ドイツ・ユーリッヒ研究センターを訪問し、大阪大学とのSpintronicsおよびMoltronicsに関する今後の共同研究計画と大学院生派遣及び相互交流のフレームワークに関して将来計画を議論した結果、若手研究者2名の長期派遣と1名との新規計算手法に関する共同開発研究を開始することにした。